こんにちは。初めまして。
高橋奈央子と申します。

志高くナースを目指したのに、
中堅どころになってみたら、
自分が描いた理想とは
かけ離れていた。

看護師の仕事は大好きなのに、
今の自分を見ると、
看護師である自分を
まったく好きになれない。

これからナースを
続けていくにしても
明るい未来がまったく
想像できない。

私、高橋奈央子は、14年前、
そんな思いで日本を
飛び出しました。

海外でナースをしさえすれば、
自分の理想は叶うはずだ！

なかば逃げ出すように
オーストラリアにきて、
そこでナースになり
はや11年。

今では管理職のナースを
ここ、オーストラリアの土地で
させてもらっています。

オーストラリアには、
日本とは違って、
ナースにとって薔薇色の
環境が用意されていて、
こちらに来てからは
順風満帆、充実した日々を
過ごしてきた。

「これほどまでに違うのか！！」

いやー、驚きましたねー、
というのは大嘘です。

こっちでは、
日本にいた時よりも、
さらに環境は厳しく、
言葉の問題もあり、
何度もナースを
辞めようと思いました。

しかし、逃げるように
日本を出てきた手前、
簡単に引き返すこともできず、
ただがむしゃらに食らいつき、
ボロボロになりながら、
なんとかここまで来た
というのが実際です。

ただ、オーストラリアでの
医療現場での苦労が
私に与えてくれたもの
もありました。

それは、ナースという仕事を
100パーセント、
楽しむための
日本とはまったく
違った考え方です。

枠の中にいてその中の
思考にどっぷりと
はまってしまっては、
いくら志が高くても、
その仕事を楽しめないよ。

オーストラリアが
私に言うのです。

それどころか、
オーストラリアの人たちの
ある意味空気の読めない人たちは、

「もっといい加減に生きなよ！」

とまで豪語します。

豪語だけに（笑）。

これは何もオーストラリアの人を
侮辱しているわけではありません。

日本でナースを６年やってきた
私は知らず知らずのうちに、
自分の考え方を枠の外に出せない、
いい意味でいい加減になれない
人間になっていたのでした。

今ではよくわかります。

そういう思考になってしまっては、
もう自分本来の力を
発揮できないどころか、
高い志を持っているがゆえに、
自分の今の現状と
理想がどんどん
離れていってしまうために、
自分の心が 蝕 （ むしば ） まれていく。

まさに日本にいた時の私。

そうなってしまっては
ダメなんだよと言いたい。

そういう時こそ、
考え方を枠の外に自分を
持っていく必要があることを。

そうしないと、
あなたの良さも、
情熱も志も、
まったく発揮されないまま、
辛い日々が繰り返されちゃうよと。

そのことを当時の
私は知りたかった。

でもそんなことを
言ってくれる人がいなかった。

「なんで言ってくれないんだ！」

ということで私が
言っているんです！

当時の私！
そりゃ無理ですよ！

そんな狭い世界にいてはね。

今ではそういう心境なんですね。

現在私はオーストラリアで
ベテランナースです。

こっちでは人事まで担当する、
ちょっと重鎮みたいに
なっちゃってます。

そんな私が今、一番に
相談を受けるのは、
日本に住む中堅ナースの方々です。

昔の私が私のところに
押し寄せてきているようです。

そういう方々とお話しするたびに
昔の自分がフラッシュバックするから、
自分で自分にアドバイスしているような
変な気分になります。

ただ、あの時と違うのは、
昔の私と同じような
状況の人なんだけど、
決してわざわざ日本を飛び出し、
海外にいく必要はない
ということを
言いたいんです。

そんなことをしなくても、
今の凝り固まった自分を変える
今の自分を枠外に出してくれる
方法はあるよと。

その方法を私が
日本の悩める中堅ナースの代わりに、
頼まれてもないのに
オーストラリアでの
激動の人生の中で
見つけておきましたから。

それをみんなにお伝えすること、
それが今の私の今のナース以外の
仕事の一つになっています。

ということでこの電子書籍に
その方法をまとめましたので、
ぜひ、読んでみてくださいね。

これまで多くの中堅ナースの
人生を変えてきた欧米式思考法です。

読んでもらえたら嬉しいです。